こんにちは!星宮りょうです。いつもコラムを読んでくださり、ありがとうございます。
日々の生活の中で、私たちはよく「今日はツイていた」「最悪な出来事があった」と一喜一憂してしまいますよね。でも、今日は一見すると悲しい出来事や、タロットが示す「ちょっと怖い暗示」が教えてくれる、変化という名の優しいギフトについてお話しします。
悲しみは、新しい物語のプロローグ
たとえば、大好きな恋人とのお別れ。その瞬間は、まるで世界が終わってしまったかのように悲しく、胸が張り裂けそうな痛みを感じますよね。「私の幸せが奪われてしまった」と、どうしようもない不運のどん底にいるような気持ちになるはずです。
不運のどん底
幸せが奪われた
時間が経つと
新しい出会いへの入り口
人生の新しいスタート地点
そこから時間が経ち、悲しみの雨が上がったとき——あの時の別れがあったからこそ自分の本当の気持ちと向き合う時間ができた、あるいはもっとあなたの魂に寄り添ってくれる素敵なパートナーと出会うためのきっかけになった。そんな風に、後になって振り返ると、「あの時は最悪の出来事だと思っていたけれど、実はあれが私の新しい人生のスタート地点だったんだ」と気づく瞬間が、誰の人生にも必ずあるのです。
破壊の暗示がもたらす「希望の更地」
タロットカードの世界でも、これとまったく同じことが言えます。
XVI — 塔
↓ 実は…
希望のための更地を作る
XIII — 死神
↓ 実は…
新しい始まりへの変容
すべてが崩れ去るような「塔」のカードや、終わりを告げる「死神」のカード。これらが出ると、多くの方は「悪い結果が出た!」と身構えてしまいます。確かにこれらのカードには、崩壊や終了といった、一見すると不運に思えるショッキングな暗示が含まれています。
古い建物(今のあなたには合わなくなった価値観や関係性)を取り壊さなければ、そこに新しくて美しいお城を建てることはできませんよね。カードが示す「破壊」や「終わり」は、あなたが本当に迎え入れるべき新しいご縁や可能性のための「スペース」を空ける作業なのです。
見せかけの平穏を壊すのは、あなたがより自由で自分らしい人生を歩き出すための「変化のきっかけ」に過ぎません。
点ではなく、線で人生を見つめる
目の前の悲しい出来事は間違いなく不運に見える
その出来事は、あなたがより輝くための「偉大な方向転換」へと姿を変える
目の前で起きている悲しい出来事という「点」だけを見つめると、それは間違いなく不運に見えるでしょう。でも、人生という長い「線」で繋いで見たとき、その出来事は、あなたがより輝くための「偉大な方向転換」へと見事に姿を変えます。
もし今、辛い別れや突然のトラブルに直面して、「どうして私だけこんな不運な目に」と心を痛めているのなら——どうか、その出来事を今の時点で「絶対的な不運」だと決めつけないであげてください。
今はまだ痛みが強くて、そんな風に思えなくても大丈夫です。でも、心のどこかの片隅で「もしかしたらこれは、私をもっと幸せな場所へ連れて行くための、優しい破壊なのかもしれない」と、少しだけ視点を変えてみてください。
タロットが描くあなたの人生のシナリオには、無駄な悲しみは一つもありません。古いものが終わったあとに広がるまっさらな更地に、これからどんな美しい希望の種が蒔かれるのか。その輝かしい続きのストーリーを、私も一緒に楽しみにしていますね。